床やさんで、基礎断熱の床下を換気する

床やさん」のモニター販売を開始して以来、沢山の問い合わせをいただいています。ありがとうございます。

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元々、「間違いだらけの床下エアコン」の記事中の中で紹介させていただいたこともあり、「床やさん」の利用方法としては、床下エアコンとの併用を検討される方が多いのですが、用途はそれだけに限らず、様々な使い方ができると考えています。
 
その一つが、床下の結露対策です。日経アーキテクチャの2014年2月18日のニュースに、結露の発生とその対策法についての記事が掲載されていました。

基礎断熱の住宅なのに床下が結露

まだ、ご覧になられていない方は、こちらから御覧ください。
 
基礎断熱は、床下が密閉空間になるために、換気が不十分となり結露を招いたというものです。
 

「床やさん」を利用した床下結露対策

この記事を読んで、「床やさん」と「シャッター付床吹き出し口」を使って、基礎断熱床下の結露対策を考えてみました。
 
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仕組みは単純で、南側の1階掃き出し窓の直下に、「シャッター付床吹出口」を配置し、北側の寝室などの居室、洗面脱衣所などに、床やさんを配置するというものです。

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日中、掃き出し窓からダイレクトゲインで暖められた空気をシャッター付床吹き出し口から床下に導入し、北側の居室に床やさんで引っ張ることにより、床下と、北側の居室、洗面脱衣所の換気を図ることができます。
 

もし、日中、不在になる家庭であれば、カーテンを締めて外出されると思います。
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後付可能な、遮光カーテンというものがあります。裏地が黒のカーテンは日射を吸収して発熱しますので、この裏地をつけてカーテンを閉め、床吹き出し口に誘導すれば、床下へ送る空気温度を高める効果が出そうです。

「床やさん」運転時刻の調整

記事には、冬場、室内で加湿器を使用していたために、湿度の高い空気が流入したとの記載がありました。
床吹き出し口+床やさんにおいても、同じ理由で結露を招く可能性がありますので、もう一工夫が必要です。
対処法は様々に考えられますが、その一つは、タイマー運転で昼間の時間帯のみ稼働し、人口密度が高くなる夜間には運転を停止する方法が考えられます。
パナソニックのタイマースイッチWTC53315WKは、入・切の時刻設定が可能なので、日中の時間帯のみの運転が可能です。
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タイマーではなく、一定以上の温度になったら動く、温度スイッチの利用も考えられます。
温度センサースイッチですが、例えばパナソニックのFY-STKS03は、温度で入・切を図るので、陽が登って室内が暖かくなったのを検知させて、床やさんをON・OFFすることができそうです。
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ただし、この場合は、夜間にエアコンのような暖房を入れた場合にも作動する可能性があるので、使用する際には、注意が必要です。

床下の通風は、土台や床の腐朽を防ぎ家を長持ちさせるためにも必要です。うまく暖気を北側の脱衣所などに回せれば家全体の温度の平準化を図り、ヒートショック防止にもつながります。
床吹き出し口+床やさんで対策することをお勧めします。

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