T型ハンドリングをそよ風2仕様に改造する

OMソーラーのT型ハンドリングについてメンテナンスを環境創機が直接受注するようになってから早3年が経過しました。
その中で、最近の修理依頼で増えているのが、修理とともに、「OMソーラーの夏の暑さを解消してほしい」というリクエストです。

OMソーラーの夏の仕組みは、次の図のようになっています。

夏は、集熱空気を小屋裏のハンドリングに引き込んだ後、排気ダクトによって排熱する構造になっています。

この構造によって、夏の日中は、棟ダクトや、ハンドリングは熱を帯び、結果としてそれらが設置されている小屋裏全体の温度上昇が生じる弊害がありました。

小屋裏が暑いために、二階やロフトまで熱気がこもる、夏暑い家になっていました。

一方、そよ風2のお湯取り無しタイプでは、そのような弊害に対応するために、夏排気を逆に室内から空気を吸い込み、軒先にむかって吹き出す逆走型の排気運転を行っています。

一般に、室内の空気温度が上昇すると、そうした空気は上に昇っていき、天井面に滞留します。
その空気を吸い込み、外に排出することで、室内の温度上昇を防ぐことができるのですが、単に外に排出するのではなく、南側屋根面を通じて軒先から排出することで、屋根全体の温度上昇を抑えることもできるようになります。

こうしたそよ風2の優れた夏排気の機能ですが、OMソーラーのハンドリングをそのまま利用して、そよ風2の夏排気を実現する方法があります。

図のように、夏排気ダクトの経路を変更し棟からの取り入れダクトにT字接続し、制御盤をそよ風2仕様のTC-70に交換することで、夏排気運転をそよ風2と同等の動きをするように改造することができます。
(必ず制御盤の交換が必要になります。ダクトの経路を変えるだけでは正常に作動しませんのでご注意ください。)

写真は、OMソーラーハンドリングをそよ風2仕様に改造したものです。赤枠の部分を追加し、夏排気ダクトの経路を変更しています。

この改造は、ダクト工事を必要とする関係上、すべてのT型ハンドリングに適用できるとは限りません。
また、お湯取りができなくなるなどのデメリットもあります。
それ以外の、冬の集熱取り入れや、補助暖房などの機能はそのまま活用することができます。

これらの点を踏まえて、環境創機では、OMソーラーハンドリングの改善のご提案及び改造工事を承っています。
是非ご相談いただければ幸いです。