そよ風2のフィルターのお手入れ(清掃)

今回は、そよ風2(そよ風2N)をご使用いただいている皆さんに、重要なフィルターのお手入れ(清掃)方法をお伝えする内容です。

フィルターの汚れを確認しましょう

そよ風の夏モードや春・秋モードでは、小屋裏の空気を吸い取って、屋根から外へ排出する排気運転を行います。
(※制御盤TC-10を使用している場合は梅雨モードでも排気運転を行います。)
すると、そよ風2(そよ風2N)の室内側の吸い込み口についているフィルターに、ホコリがたまっていきます。

ご自宅のそよ風のフィルターがどのくらい汚れているのか確認してみましょう。

フィルターは、屋根に設置されているそよ風の機械の格子部分に入っています。

フィルターを取り出すにはまず、白いねじを取ります。
2つ目のねじを外すときは格子を支えながら外してください。

格子は、下の写真のように、完全に外れるようになっています。
金属製の格子ですので少し重みがあります。落下にご注意ください。

格子を外すと、フィルターを取り出せるようになります。
フィルターの汚れを確認しましょう。

汚れているフィルターにはびっしりとホコリが付着していて、かろうじて隙間が空いている状態です。
ひと夏の排気運転だけでも、これだけのホコリがつきますので、こまめな清掃が必要です。

なぜフィルター清掃が必要なの?

フィルターに詰まったホコリをそのままにしておくと、当然ですが空気の通り道を塞いでしまいます。

そよ風2(そよ風2N)は、排気運転、循環運転の時に室内側の吸い込み口から空気を吸い、
外へ排気したり床下へ循環させますが、フィルターが詰まっていると風量が小さくなってしまい、
十分な効果を発揮できなくなってしまうのです。

ある家でひと夏分のホコリがたまった状態と清掃後の、循環運転時の風量を比較したところ、
清掃後に比べて清掃前の状態では、風量が約24%も落ちていました

ひと夏分だけで24%です。数年分が蓄積されているともっと風量は落ちているはずですね。

「うちは何年もフィルター清掃していない。。。」という方もいらっしゃるのでは?

冬場に暖房を使いながら、そよ風の循環運転を利用する方も多いと思います。
冬が来る前にフィルターの状態を確認してみてください。

フィルター清掃の方法

そよ風2(そよ風2N)の室内側の吸い込み口のフィルターの汚れは、水洗いで落とすことができます。
ホコリや汚れを落とした後は、タオルを当てて水気を取ってください。

キレイになったフィルターを、元の位置に取り付けましょう。
まずは、格子の上にフィルターを乗せて、格子側にある突起部分を機械本体側に空いている穴に入れます。

格子を支えながら、白いねじを締めなおして固定すれば終了です。

フィルター清掃の頻度

フィルターにホコリが詰まるのは、夏モードと春・秋モードで行われる排気運転の時と、循環運転の時です。
(※制御盤TC-10を使用している場合は梅雨モードでも排気運転を行います。)

循環運転は季節モードを問わず、手動設定で使用できますが、主に冬に暖房機器の暖気を循環させるために使用することが多いと思います。
そのため、そよ風のフィルターには年中ホコリが蓄積していくことになります。

3か月に1回、季節が変わるごとにフィルターを手入れすることができたら、ベストです。

もし、「以前に比べて風が弱くなったな」と思ったら、フィルターが詰まっているせいかもしれません。
是非、お手入れを続けて、そよ風の効果を感じていただけたらと思います。