OMソーラー ハンドリングダンパーボックスの修理

OMソーラーの修理依頼がありました。

環境創機の修理・メンテナンスに関する対応及びメニューについてはこちらをご覧ください。

今回の修理依頼は、ハンドリングのうち、ダンパーボックスと呼ばれる部品です。

通常、ハンドリングの故障箇所は、中央のファンボックスの内部のファンの劣化によるものが多く、ダンパーボックス自体が、故障する事例は多く無いのですが、今回は、その部品が故障していました。

ダンパーボックスの修理は、通常、ダンパーボックス全体を交換することが多く、交換はそれほど難しい作業ではありません。
ただし今回、お施主様は、「このハンドリングは修理できません。ハンドリングを全部交換することが必要です」との説明を受けていました。

ハンドリングの全交換を行う場合、多額の交換費用が必要となることから、難色を示され、他の方法がないかを探していたところ、別のルートから環境創機で修理対応を行っていることを紹介され、今回問い合わせをいただきました。

早速現地調査しましたが、今回ネックになっていたのは、ハンドリング本体が、合板に覆われた狭い場所に設置されており、合板自体も前面だけしか開けることのできない構造になっていたことでした。
壊れたダンパーボックスを外すには、手が届かない箇所があったため、交換自体もかなり難しいと予想されました。

ハンドリングが合板で覆われている

前面の合板を外したところ

環境創機では、T型ハンドリングの修理品の部品供給ならびに修理対応を継続して対応しております。
修理対応には、様々なノウハウを蓄積していますが、今回の場合は、ダンパーボックス全体の交換も難しいとの判断から、裏技として、ダンパーボックスを分解して、その構成している一部の部品を取り外す方法を採用することにしました。

この工事は、ハンドリングの構造を部品レベルで理解して、分解する方法を知っておく必要があるのでが、何とか工事可能との判断の元に、着手しました。

接合しているリベットを取り外すことによって、ダンパーボックスの一部を取り外して、内部の壊れた部品を交換することができました。

難しかったのは、内部の壊れた部品を取り外すために、裏側にも貼ってある合板の一部に穴を開けなければいけなかったことです。

10cm×10cm程度の小さな窓を2つ、廻し引きノコギリを使ってなんとか開けて、ようやく部品を外すことができました。

修理が完了後、お施主様からは、「諦めかけていたので、無事に治って本当にありがたい。これで安心して暖かい冬を迎えることができます」と、喜んでいただきました。

環境創機では、OMソーラーの旧型製品(M型・T型)のハンドリングや制御盤について、故障時の、修理品、交換品の供給や、修理工事を承っています。
これらの製品の故障でお困りの方は、環境創機までお問い合わせください。

なお、環境創機に修理を依頼する場合には、弊社の判断と責任において、修理をさせていただくことをご了承ください。
また、旧トモス株式会社ならびに環境創機株式会社が(株)OMソーラー協会並びにOM計画(株)(現OMソーラー株式会社)に販売した製品について、弊社が受注した修理の内容の情報については、OMソーラー株式会社との「製品等に関するアフターサービス協定書」に基づき、OMソーラー株式会社に提供させていただきます。

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    TC-1 MK3 (デジタル3桁温度表示タイプ)

     

     

    TC-4

     

     

    CU-5

     

     

    CU-60

     

     

    CU-6(6A)

     

     

    CU-7(7A)

     

     

    CU-70(7B、7C)

     

     

    CU-8

     

     

    CU-9

     

     

    CU-10

     

     

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    屋根貯湯槽ボイラーシロアリ対策

     

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