コロナ解禁後のOMソーラーハンドリングファンボックス交換工事

今年3月以降、コロナウィルス対策のため、外出は極力控えておりましたが、県外外出解禁となったこともあり、久しぶりに、出張工事を行いました。

今回、訪問したのは、栃木県のOMソーラーT型ハンドリングを採用していただいた住宅です。
OMソーラーをご採用いただいたのは、27年前。当時の加盟工務店は、すでに廃業されており、お施主様は、直接環境創機にお問い合わせいただき、交換工事を依頼されました。

お話をいただいたときは、コロナ真っ最中ということもあり、事前の下見はできません。
お施主様から、事前にハンドリングの写真を複数枚送っていただくことで、現場状況の把握をいたしました。

写真を見て、交換手順を頭に思い浮かべますが、思ったように行くかどうかは現場で実見してみないとわかりません。道中でも、ドキドキしながら向かいます。

現場に到着したときの様子です。

幸い、広々とした小屋裏で、これなら、複数人が同時に作業できることが判明し、ほっとしました。

最初に、ファンの故障を確認。ダンパーモーターチェッカーを使い、ファンモーターに電圧を印加します。

正常品であれば、ファンが回転するはずですが、全く動作していませんでした。
お施主様のおっしゃるとおり、ファンが雷によって故障してしまったと思われます。

交換対象が決まったところで、ファンボックスを外していきます。

急に脱落しないように注意しながら、ファンボックスとダンパーボックスを緊結しているネジを外していきます。
今回は、ハンドリングが中空に浮いており、裏側にも人が入れる場所に設置していたため、スムーズに作業を進めることができました。

ここで、依頼していた水道屋さんが到着。ファンボックスを交換するには、事前にコイルを外す必要があるのですが、そのためには、コイルにつながっている銅管を一旦切断し、再度接合する作業が必要となります。
ツテをたどって地元の水道屋さんを呼んでいたのでした。

配管を切断するのですが、そのときに、内部の不凍液がこぼれてしまうので、バケツやタオルなどを下において、養生をする必要があります。

また、切断する箇所も、その後にコイルを外すときの移動を考慮する箇所を選定しないといけません。

幸い、こぼれる量は少量で済み、無事、コイルを外すことができました。

ファンボックスとダンパーボックスを緊結していたネジをすべて外し、ファンボックスを新品のものに入れ替えます。その際、ダンパーボックスが下に落ちるとグラスウールダクトを破損してしまうために、下から支えながら、慎重に作業を行います。

ファンボックスとダンパーボックス、吊金具を同時に緊結する工程が最も困難な作業になります。

重量のあるファンボックスを持ち上げ支えながら、なかなか合わないネジ穴位置を合わせ、ネジを回す作業ですが、
3人がかりで、なんとか4箇所を無事緊結することができました。

残りのネジを緊結する作業を3人で手分けしながら行います。

ファンボックスのネジが全て緊結された後、一旦外したコイルを、新しいファンボックスに戻し、水道屋さんに配管を再接合してもらいました。
最近では、あまり見られない、アセチレンバーナーによる半田付けによって、接合します。

ダンパーモーターについても、故障していたため、交換を行いました。

最後に、目張りのために、アルミテープを貼り、また動作チェック。
動作を確認しました。

新しいファンボックスは、従来のものより耐熱性を強化しており、より長い期間お使いいただけるものとなります。
無事に修理が完了し、こちらもほっとしました。

お知らせ

環境創機では、古いOMソーラーのハンドリングの修理を行っております。
製品の交換品の支給の他、出張修理も承っております。

なお、環境創機に修理を依頼する場合には、弊社の判断と責任において、修理をさせていただくことをご了承ください。
また、旧トモス株式会社ならびに環境創機株式会社が(株)OMソーラー協会並びにOM計画(株)(現OMソーラー株式会社)に販売した製品について、弊社が受注した修理の内容の情報は、OMソーラー株式会社との「製品等に関するアフターサービス協定書」に基づき、OMソーラー株式会社に提供させていただきます。

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