集熱屋根の施工(新ガラス押え金物編)


新しいガラス押え金物は、取付ビスに雨がかからない構造になっているので芯木の腐朽を防ぐ効果があります。

最初に、下端ガラス押え部材の位置決めをします。

下端ガラス押え金物の形状。写真左側が水上、右側が水下に向けて設置します。

下端ガラス押え金物の納まり図です。

下端ガラス押え金物のビス止め部に防水テープを張ります。

910mmでは3箇所(写真)、1820mmの下端ガラス押え金物では5箇所に防水テープを張ります。

下端のガラス押え金物本体をビスで取り付けます。

ガラス接地面の中央部にクッションゴムを取り付けます。

ガラスの周囲のゴムパッキンを取り付けます。

雨水が流れるように、下端の接地面のゴムパッキンには10mm程度の隙間を開けます。

ガラスを取り付けます。

側部押え金物の接地面に防水テープを貼り付けます。

側部押え金物は、水下側から見て突起がある方を右側にして取り付けします。(逆向き設置はできませんのでご注意ください。)

ラベルシールで水上水下を確認して設置してください

水下側から見た納まり図です。

端部の場合は、側部押え金物をビス止めする前に端部パッキンを取り付けます。

取り付け前にパッキンにコーキングをしておくと脱落を防止できます。

側部押え金物をビス止めします。

水上押え金物の裏面に防水テープを張り、接地面の反対側には端部パッキンを取り付けます。

水上押え金物をビス止めします。

下端、側部、水上のそれぞれの押え金物の本体を取り付け終わったら、続いてフタを取り付けます。

下端押え金物のフタは、溝に引っ掛けて、下に押し込みます。このとき、本体が完全にフタの内側になるように注意します。

下端押え金物のフタを取り付けしたところです。

下端押え金物のフタは水下側から取り付けネジを締めて固定します。

側部押え金物のフタは,役物で隠れる上端部と、下端押え金物の跳ねだし部分の2ヶ所をネジ止めして固定します。

同様にして、水上押え金物フタも取り付けます。

下端押え金物の端部は、雨水の進入を防ぐために、フタをします。

役物をかぶせて、フタ取り付けのためのネジ頭に雨がかからないようにします。