《そよ風2》の施工


《そよ風2》の施工

《そよ風2》は、《そよ風》とほとんど工法は変わりませんが、より施工が簡単になっています。
基礎などは《そよ風》と同じように気密や断熱処理をして施工します。

棟シール板の施工なども《そよ風》と同じように施工します。

通気タルキを設置し、通気タルキに頭ツナギをビスで縫いつけて取り付けます。

メインチャンバー、メインチャンバー接続口と頭ツナギが接する部分に気密部材をあらかじめ貼り付けます。

最初にメインチャンバー接続口を取り付けます。その際、メインチャンバー接続口を頭ツナギに押し付けながら固定します。

メインチャンバーの取り付けにあたっては隣合うチャンバー同士、及び捨てタルキの頭ツナギにチャンバーを強く押しつけて固定します。

《そよ風2》の設置場所の寸法を出し、開口寸法(780×560)に基づき、野地板を開口します。

開口部は、屋根タルキの端材等で補強を行います。

開口部の補強が終わったら、メインチャンバー接続口に押し付けながら、そよ風2本体を取り付けます。

周囲をビス止めして固定します。

そよ風2ユニットを設置したときに室内側から見たところです。

お湯採りをしない場合は、この後、気密の確保を行った上で、集熱チャンバーの上に野地板を貼り板金処理をして終了しますが、お湯採りをする場合、《そよ風2》ユニットの左右どちらか(予め指定する)に、排気口を造作して設けます。

集熱チャンバーに寸法を合わせて排気口の枠を作り取り付けます。

排気開口部以外は合板等で塞ぎます。

屋根下地板を取り付ける時は、ビス打ち禁止部分に注意しながらビス止めします。

集熱空気が触れる部分でなければアスファルトルーフィングも使用できます。

採熱板を取り付けて煙試験を行ったあと、屋根板金処理をして仕上げていきます。
(集熱屋根の工事編をご参照ください)

ファンを差し、底部のファン止め止板をビス止めします。

そよ風2のファンフタのビスを外します。

ファンを差し、底部のファン止め止板をビス止めします。

ダクトフランジをネジ止めします。

取入ダクトを1階床下まで貫通させます。

取入ダクトを1階床下まで貫通させます。

お湯採りする場合はコイルのフタを外します。

お湯採りコイルを4点ビス止めします。
(コイル設置前に棟温センサー・高温サーモの設置を済ませておくと配線が楽に行えます)

シリコンチューブを貯湯槽からの配管につなぎこみ、ステンレスバンドで締め付けて、工事完了です。
(シリコンチューブの管径は10A(12.7φ)なので、それに合う異径ソケットを事前に準備しておきます)